パートの和島です。
今年の2月中旬にバングラデシュへ旅行に行ってきました。
その中でも平和なひとコマをご紹介します。
バングラデシュの首都ダッカにはオールドダッカとよばれる旧市街があり、道路は車やバイクでいつも渋滞していて、多くの人々が行きかうカオスです。
旧跡や宗教施設がいくつも残っていて、外国人観光客にとっての観光ポイントになっています。
今回はその一つ、スターモスク(別名:タラ(=星)・モスジッド)へ行った時の様子をお送りします。
スターモスクは、ムガル朝時代18世紀の創建で、何度かの改修を経て現在の姿となっているそうです。
その名の通り、建物内外の至る所に「星」の模様があしらわれているのが特徴で、メルヘンチックで可愛らしいモスクです。
敷地に入る際には靴を脱ぐ必要があり、そのようなルールを知っていれば、外国人であっても、事前予約をしていなくても、男性・女性いずれも見学できるみたいです。
石造りの建物の中はひんやりとして絶好のお昼寝スペースになっていました。
この建物内部では、富士山が描かれたタイルを見つけることができます。
モスク関係者によると、この浮世絵風タイルは日本から輸入したものだけれども、経緯など詳しいことはわからないらしいです。
この富士山の古いタイルを見るため、多くの日本人がこのモスクを訪れているそうです。
エキゾチックなモザイクタイルと日本のタイルの発色が絶妙にマッチしていて、一見の価値ありです。
あと、このスターモスクはバングラデシュの100タカ札の裏に描かれていることでも有名です。
お決まりの構図で写真を撮ろうとしたら、ヨレヨレのお札しか持ち合わせがなかったので、皆さんが訪れるときは撮影用にきれいなお札を取っておいてくといいですよ♪