元の建物が古いからこそ、すべてのリスクを軽減し、
安心・安全で、快適な暮らしが送れるように努めます。
物件の購入を検討する前に行う住宅診断と、
施工時に実施するさまざまな性能向上を徹底することで、
建ててから後悔することなく、ずっと満足して暮らすことができます。
〈01〉ホームインスペクション(住宅診断)
問題があっても自社で対策できるから安心。
見られるところは、すべて見ます。
どれだけデザイン的にかっこいい家が出来上がったとしても、
暑い・寒いの問題があったり、それを解消しようとすると光熱費が上がったり。また万が一の地震に対する備えが万全でなかったりすると、本当の満足感は得られません。
事前にしっかりと診断を行うと同時に、施工の際にも、万全を期した対応をすることで、そういった不安を解消します。
自社の既存住宅状況調査技術者が、
規定の項目を丁寧にチェックしていきます。
まずは外観の歪みなどを丁寧に検証。そこからさらに基礎の部分や防水、水回りの劣化など、見られる部分に関しては、一つひとつを丁寧に診断して報告書を用意。それを元に、購入を検討することが可能です。また同時に、問題が見つかった箇所に関しては、施工時に解決できるかどうかを判断し、お伝えします。
〈02〉耐震性能向上
さまざまなアプローチで、
現行の基準のクリアを目指します。
まずは元の建物の壁量計算を行い、その結果に応じて、さまざまな対応策を講じます。
その結果としてクリアを目指すのは、建物が建てられた当時の基準ではなく、あくまで今の基準値。地震大国日本において、いつ来るか分からない“その時”に備えて、大切な家族の生命と財産をできるだけ守れるよう、しっかりと対応していきます。
基礎の補強
基礎は家全体を支えるためにもっとも大事な部分。壁量計算の結果に応じて必要な補強を行い、揺れに強い家に仕上げます。耐力壁の設置
横からの荷重に対応するために、耐力壁を設置。地震の揺れに加えて、台風時の強い横風などにも高い効果を発揮します。
耐震金物
壁量計算の結果に応じて、構造部分の木材を、筋交いプレートや、アンカーボルトなど、さまざまな種類の金物で補強します。
柱や梁の盛替え
壁や屋根を空けてみてから構造上の脆弱性が発覚することもあります。そんな時は自社の大工が、柱や梁の盛替えを行います。
〈03〉断熱性能向上
断熱気密性能を高めることで、
次世代省エネ基準のクリアを目指します。
家の中で起こるヒートショックによって亡くなられる方は、交通事故で亡くなられる方より圧倒的に多く、寒冷地に家を建てるわけでなくても、万全な対応をする必要があります。
家の気密性を高め、熱のロスをなくすことで、快適で健康的な生活が送れると同時に、冷暖房にかかる光熱費を下げることにもつながります。
吹付け断熱
主に壁と屋根、さらに必要に応じて床の部分にも、断熱材を吹き付けることで、隙間を埋め気密性を向上させます。
窓の断熱強化
熱の移動が最も多いのが、窓やドアなどの開口部。そこに対して、内窓の設置や、高性能サッシへの変更などの対応策をとります。
24時間換気システム
省エネ性能の高い換気システムを採用することで、室内の空気を交換させる際に、冷たい空気をそのまま入れないようにします。