歴史とは、経験と信頼の積み重ね。
創業明治16年、江東区深川で小さな工務店としてスタートしたウスクラ建設もまた、「誠実」の精神を持って一軒一軒と丁寧に向き合い、気が付けば120年もの年月が過ぎていました。
当たり前の仕事をしっかりとこなす。地元で長年続けられてきた理由はここにあります。
そんな長い歴史に信頼感を抱いたというKさんご夫婦にお話を伺います。
この手帖は?
ご主人「家ができるまでの過程をこの手帖にまとめておいたんです。家をつくろうと決めた家族会議の時から完成までの日付と詳細が記してあります。これを見ると当時のことを思い出しますね」
奥様「前の家を建てる時は大変だったんですよ。私たちがまだ20代の頃だから、今とは時代も随分違うけれどね」
ご主人「大工に材木買うから、と言われてお金を渡すと全部博打に使ってしまうんですよ。とにかく信用できなくて、見張り役として私自身が毎日現場に通って作業を手伝っていたんです」
薄倉「昔はそういうことがあったみたいですね」
ご主人「予算はオーバーしたのに、完成した家は隙間だらけで寒くて仕方がなかった。だから今度こそは建設会社を失敗したくないって思っていたんです」
ウスクラ建設に依頼する決め手となったのは?
奥様「もう一つは創業120年余という歴史よね」
ご主人「そう、それもポイントでした。それだけ長い歴史を築いてきたという点でも信頼がおける会社だと思いましたからね」
設計から家が完成するまではいかがでしたか?
ご主人「打ち合わせは何度もしましたよね。設計図は細かいところを何回も書き直して、なんとか今の形になりました」
奥様「娘の家族との2世帯住宅だったから、設計図が決まるまでは苦労しましたね」
ご主人「工事に入ってからはほとんどお任せでしたね。前回のように大工さんに対する心配はもちろんなかったです」
奥様「そうそう、大工さん側からもアドバイスを色々もらいましたよね。写真を飾るスペースをつくってくれたんですよ」
住み心地はいかがですか?
ご主人「極楽、極楽! 今朝も10月にしてはかなり冷え込んだけど、畑に行って家に帰ってきた瞬間に、は~あったかい!って脱力しました」
奥様「暖房をつけていたわけじゃないんですよ。冬は本当に暖かいですよね」
ご主人「毎年冬が来る度にあかぎれに悩まされていたけど、それも今は全くないんです。お風呂やトイレも本当に楽ですよ」
薄倉「冬は家の中の温度差が原因で、心筋梗塞や脳卒中で倒れてしまう人も多いですからね」
奥様「背が低い私のために高さを下げてもらったキッチンも気に入ってます。オール電化に最初は戸惑ったけど、だんだん慣れてきましたね」
人生で2度目の家づくりの感想をお聞かせ下さい。
ご主人「今回は信用できる工務店に頼むことができたから大変満足しています。雄一郎さんは本当によくやってくれました」
奥様「仕事が全て丁寧でしたよね。うちのお父さんは雄一郎さんのことが大好きなんですよ(笑)」
薄倉「Kさんのお宅に来ると褒めていただけるので、ほっとするんです(笑)」
ご主人「2回目とはいえ建築に関しては素人なので業者を判断できるだけの知識はありませんでした。でも相手が信用がおける人かどうかは何度か会って話をするうちに分かりましたね。私はもし、もっと長い人生でもう一度家を建てる機会があるなら、またウスクラ建設さんにお願いしたいと思ってるくらいなんです。その人の人柄を気に入って信頼できるかどうか、やっぱりそれが大事ですよね」